レッグ・ペルテス病(大腿骨頭壊死症)

大腿骨頭壊死症、別名をレッグ・ペルテス病といいます。
動物病院にはよく来ます。
特に小型犬、最近だとT.プードルなんかにすごく多いです。
ほんの数年前まではポメラニアンばかりだったのに、犬種の流行りによりますね。

この病気、成長期に発生する病気で、大腿骨頭に何らかの原因で血流障害がおこり、
大腿骨頭が壊死をする病気です。
極めて軽度な状態や、極めて早期に特殊な手術をすること以外は、通常壊死をした大腿骨頭の切除が必要になります。



左側の大腿骨頭が剥離骨折しています。
血流障害を起こし、脆弱になった骨頭が剥離したものと思われます。



筋肉を分けて、股関節にアプローチ。



で、電動ノコギリで大腿骨頭を切除します。
電動ノコギリを購入できなかった頃は、骨ノミでスパンと切り落としていました。



手術後のレントゲンです、左側の大腿骨頭がなくなっています。
無くなった部分は、「偽関節」とよばれる関節の代替組織に置き換わり、
通常の日常生活には問題がない程度まで、歩行状態は改善します。
しかしながら、本来の関節ほど可動範囲(関節の動く範囲)が広くありませんので、
歩幅が広くなる、つまりは走ったりする時などは、左右の脚で歩幅が合わず、スキップします。

 ファミリー動物病院 
 千葉県流山市鰭ヶ崎4-10
 http://www.family-ah.com


2012.10.18 Thursday | 整形外科17:36comments(0)trackbacks(0) | by http://www.family-ah.com
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