胆嚢粘液嚢腫

胆嚢粘液嚢腫
胆嚢壁からのムチン異常分泌により、胆嚢内に粘度の高い粘液が貯留し、
胆嚢拡張・胆管閉塞・胆嚢破裂と、重篤度の高い病態に進みます。

診断に悩むことも多い疾患です。
この疾患、昔はこんなに見なかった気がするのですが、最近はムチャ多いです。

治療は胆嚢摘出。
胆嚢が破裂していない状態であれば、手術は簡単。
救命率も高いですが、
胆嚢が破裂している状態だと、周辺組織の癒着が激しく、手術の難易度がやや上がります。


パンパンに膨れた胆嚢を、周辺の肝臓組織から剥離。
破裂してない場合は簡単。
破裂していると・・・結構大変なことがある。


中を開けると、黒緑色のゼリー状の塊が。
「ご飯ですよ」にしか見えません。
これを胆嚢内から、滅菌したスプーンで取り出します。右手に持ってるのはスプーンです。
キャビアにも見えるかな?


取り出した内容物。

破裂すると手術が大変になるんで、早めに診断して治療に入りましょう。


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